川崎 教会 とりなしの祈り 家の教会

2025年 年間標語 年間標語「強く、雄々しくあれ」(ヨシュア1章1~9節)


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『知らないからではありません。』 牧師コーナー(670)

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 私を含め多くの牧師たちは、17〜18世紀頃、フランスをはじめ、ヨーロッパの多くの国に影響を及ぼした啓蒙思想に多くの影響を受けているように思います。科学技術の急激な発展という時代背景から生まれた啓蒙思想は、社会の悪を批判し、改革を主張する一つの流れを形成しました。啓蒙思想家たちは、人類の限りない進歩のために、理性の力によって前近代的な秩序を打破し、社会を改革しようとしました。つまり、啓蒙思想家たちは、人間が持つ問題の原因を無知と考えていたのです。そのため、教育によって人間の理性と合理性を養育すれば、人間の問題は解決され、理想的な世界に変わると信じていました。
 しかし、教育レベルも高く、多くの哲学者と思想家を輩出していたドイツがナチズムに陥り、多くのユダヤ人を虐殺したことによって、啓蒙思想は崩れはじめたと言えるでしょう。ところが、このような啓蒙思想は今日の牧会者たちに脈々と受け継がれているように思えます。
 多くの牧会者たちもまた、信徒の問題の原因を無知と考えているのです。ですから、聖書を一生懸命教え、説教を通して悟らせることで、信徒の生き方は変えられると信じています。そのため、牧会の大部分を教えること、悟らせることに割いています。
 しかし、今日の信徒の生き方が変わらない理由は、無知のためでも、悟らないためでもありません。実際的で、具体的な生き方を知らないからです。大切なのは、聞いて、教えられたことを実践することであり、問題なのはその実践する場がない現実です。
 生き方の変化は、共に生きる共同体の中で可能となります。性格、品性、職業、育った環境がさまざまな人と関わる中で、葛藤を味わいながら互いを受け入れ、仕え合い、愛し合う努力を通して、変えられていくのです。自分が変えられない限り共に生きることは難しい、と気づかされることにより、少しずつキリストに似た者へと変えられていくのです。
 我が教会の牧場は、互いの葛藤を認め合いながら共にする、という実践的に仕えて生きる信仰生活を求めています。葛藤が生じたから牧場を移るという考え方は、実践的に仕えることを避けたいという、己の欲望を優先することになります。「私は日々死んでいるのです」と告白した使徒パウロが意図したことは、主にあって共にする兄弟・姉妹たちが、誇りを持って互いに仕えることにありました。これこそイエス様が教えてくださった生き方であり、主の弟子たちに与えられた霊性によって、実践してきた自然な生き方なのです。

 趙 南洙師



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